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近況報告(2003年11月)

マカロン

アップルストアで行列中、2児が「おなか空いた〜」と言い出した。無理もない。お昼すぎてるもんなあ。
ちょうど目の前にダロワイヨがあったので、「あそこで何か買ってきなさい」と千円札を渡した。
2児が買ってきたのは、マカロン3個。
「ママの分も買ってきてあげたよー」。
なんて優しい子どもたち。だけど、パンか何かを買うと思っていたのに、なぜマカロン?
このマカロン、えらくおいしかったみたいで、2児絶賛。あんまりおいしがるので、私の分も2児に半分こさせた。
帰りの電車のなかで、みらいが言う。
「あのマキロン、おいしかったー」。
ちょっと違うな。「マキロン」は消毒薬、あなたが食べたのは「マカロン」。(11/30)

雨の銀座

雨だから自転車というわけにはいかない。
一刻も早く出かけたいのに、ぐず娘のせいでなかなか家を出られない。
おかげで9時半には着いているはずだったのに、アップルストア銀座店の前に着いたのが9時40分。当然大行列をしていて、行列の最後尾にたどり着いたのは10時。ちなみにどこまで行ったかというと、京橋の交差点を国際フォーラム方面に曲がり、国際フォーラムのはす向かいにわたったあたり(情報筋によると、最大は八重洲まで行ったのを途中で曲げたとのこと)。
それからは、待つ、待つ、待つ。
ほうっておけば暴れ出す2児のめんどうを見つつ、そんなこともあろうかともっていた本を読みつつ、ときどき絵日記を更新しつつ、ひたすら並んだ。
1時半ごろ、隣のビル前で「Tシャツ終了しました」の報を受ける。ああ、おしかった。ぐず娘さえいなければゲットできたのに。
結局入店できたのは2時。
店に入ると、やたら明るい店員が目に立つ。はるかときたら、いきなりエレベーター前のおねえさんをつかまえて、「キッズコーナーはどこですか?」ときく。エレベーターも行列なので、階段で行こうかと思ったが、「エレベーター、おもしろいから乗っていきなよ」とお姉さんに言われたので、エレベーターに乗る。ふつうのエレベーターの2台分くらいある広さの透明なエレベーターで、人が多すぎなければ、すてきな乗り物だ。
キッズコーナーはeMacが7台、円形に並べられていて、座り心地のいいビーズクッションが7つ。7台のMacに7つのクッションということは、親は座るなということなのね。ま、いいけど。
こんな雨の日に子連れで大行列に並ぼうという鬼のような親は少ないのか、ほかのコーナーは大混雑だったけれど、ここは比較的ゆったりしていて、あっという間に2児は自分のeMacを確保し、遊び始めた。はるかは「ズンビーニ」、みらいは「ティンカー・ベルと宝探し」、「リロ&スティッチ」。ズンビーニの方は内容はいいんだけれど、ヘルプが漢字だらけで読みにくい、ティンカーベルとリロ&スティッチは矢印キーだけとはいえ、キーボードを使わなくてはいけなくて、私の印象はイマイチ。
あ、エデュテイメントソフトのレビューをしにきているわけではなかった。お店を見にきたんだった。だけどすごい人だし、2児をほっぱらかしておくわけにもいかないし、おなかが空いたし、で、あとのフロアは詳しく見る気になれず、1時間くらいで出てきてしまった。
いやー、人生で行列にこんなに並んだのははじめてだわ。ディズニーランドでもこんなに待ったことないよ。もう、足腰へろへろ。(11/30)

卒対

午後は、園長、担任をまじえて、卒対の話し合い。
まあ、お役所仕事の公立園だから、こんなもんかねえ。
Rくんのお母さんが「あの園長先生は、立派な公務員なのよ」と言っていた。言い得て妙だ。(11/29)
はるかの作品

展覧会

はるかの学校の展覧会。
はるかの作品は、「ふしぎな植物」(この写真)と、「ゆめのおべんとう」。
やっぱり、こいつ、美術的な才能はゼロだわ。
教室の廊下には、詩がが貼ってあった。
みらいに関するものだったが、「わがままだ」とか事実を述べたもので、感動とか思いやりとか愛情とかおよそ感情ののかけらもなかった。つまり詩才もないようだ。
芸術以外に生きる道を探すように教育しなくては。(11/29)

よいモデル

昨日の話。新幹線ではずっとカメラマンのH氏といっしょだった。
H氏は52歳。フリーになって15年。見た目はぱっとしないどこにでもいそうなオヤジ(失礼)だが、意外にもおもな仕事はアイドルやモデルといった華やかな撮影なのだ。
52歳のオヤジの話なんて、おもしろくなさそうだけれど、やっぱりその道のベテランの話というのはおもしろい。混んでいて座れなかったけれど、2時間の立ち話でぜんぜん飽きることはなかった。
ある有名モデルさんの結婚式の写真を見せていただいたのだが、もうきれいとしか言いようがなくて、女の私もうっとりしてしまうくらいだった。
「いやー、きれいですね。美人っていいですね」と言ったら、H氏は、いいモデルというのは、きれいでスタイルがいいだけじゃないと言う。
「この子はね、表現力がダントツなんだよ」。
へー、表現力ねえ。そんなに人によって違うものかいな。
ふつう、モデルについて書かれた文章って、「見据えるような視線」とか「メリハリのあるボディ」とか、まあおおむね彼女の外見がどうであるか描写してある(詳しくないけどさ)。だけど、カメラマンって、それを「表現力」というスキルをあらわす言葉でとらえるんだ。
モデルになるつもりもないし、なれるわけはなから関係ないんだけど、ちょっとおもしろく感じたのであった。(11/28)

桃太郎

「モル・タロウ」のことを書いて、「桃太郎」を思い出した。
母「みらいちゃん、桃太郎って、最初に犬が『きびだんごください』って言うでしょ。次はなんだっけ?」 みらい「カラスでしょ」。
母「ええーっ!?」
みらい「あれ? ツバメだったかな?」
あなたはきっと「キジ」と言いたいんだろうけど、キジの前に猿が出てくるんだよ、ほんとうは。
こんなんでちゃんと来春には小学生になれるんだろうか。娘の一般常識のなさが心配なきょうこのごろ。(11/28 )

モル・タロウ

名古屋で取材。
おもしろかったー。
先生に「モル・タロウ」フラーレン・ナノチューブセットをいただいた。
帰ってから、さっそく子どもたちと作ってみる。その前に、「ものは全部原子が集まってできている」「炭素という原子からは、鉛筆の芯の材料やダイヤモンドができる」「今から作ってみるフラーレンも炭素からできている」という基礎知識を教えた。みらいはぜんぜん興味なさそうだが、はるかはおもしろそうにきいている。こいつは理系なのかも。
3本の手を持つ炭素原子の5角形を5個つなげた半球を2つ組み立て、つなぎあわせると、きれいなサッカーボールができあがる。そうか、ビーズの球モチーフもこうやって作ればいいわけね。ビーズマダームのみなさまにもおすすめしたいわ、モル・タロウ。
(11/27)

修羅場

「筆者さんに逃げられまして……」。
古いつきあいの編集者から泣きの電話が入ってきたのが昨日の夜。で、しめきりが明日の朝。
こういうとき、「できません」と言ってもいいんだろうけど、人がいいので、ついつい引き受けてしまった。私も筆者に逃げられて泣く泣く自分で書いてページを埋めたことはあるもんなあ。
というわけで、朝まで勝負でござんす。(11/26)

うるさいおじさん

信濃町のA社で打ち合わせ。
イタリアンを食べながら、あれをやろう、これをやろうと連載の話をしていたら、隣に8人のおじさんグループが座った。
これがもう、うるさいのなんのって。隣のM嬢の話をきくにも、おばあさんみたいに耳の後ろに手をそえなければいけないしまつ。浜松町の客をしかるおやじがいたら、ケンカになっていることは間違いない。
そうそうに(いや、それまでに十分時間をかけていたのだけれど)退散しましたわよ。
ビーズマダームよりうるさい集団って、はじめて会ったわ。(11/25)

神保町

取材の資料を買うため、みらいをつれて神保町へ。
三省堂で探してみるが、よくわからない。ここのフロア、ほんとにわかりにくいんだよねー。
店員さんにきいてみたら、何やら端末を操作して探してくれた。そうか、その手があったのか。今度から自力で探すことははなからあきらめて、店員さんに探してもらおう。
ちなみにこの本、5500円もして、ふところが痛かった。領収書もらったけど、次に収入がある月末までもつのかしらん。 貧乏のあまり、コステロ先生のインタビューが載っている「ストレンジ・デイズ」も立ち読みですませて、みらいが見ている「きいちのぬりえ2」も我慢して、とっとと帰ることにした。
だけど、駅への道を歩いていると、みらいが「みらいちゃん、あそこでハンバーグ食べる」と言い出した。ああ、ふらんす亭ね。どうやら、みらいの頭には「神保町=ふらんす亭でハンバーグ」という図式がすりこまれてしまっているらしい。
たしかに、お母さんのつまんない本を買うのにつきあわされて、「きいちのぬりえ」も我慢させられて、なんにもなしっていうのは、ちょっとかわいそうな気もする。
というわけで、結局入って食べました、和風ハンバーグ。私は食べたことがないのでわからないけど、そんなにおいしいものなのかしらん。(11/24)

おともだちが来る

さすがに疲れて昼まで寝て起きたら、みらいが「きょう、あやちゃんとみくちゃんが遊びに来るから」と言う。
ひえー、お母さんにもお母さんの予定ってものがあるんですけれどー。
まあしょうがないかー、昨日は1日ほったらかしだったもんなあ。
というわけで、年長3人の女の子と妹2人、それぞれのお母さんがやってくる。
「ちょっと公園行ってくるねー」と出かけて、親は「じゃあお茶でも」と思っても、いれたと思ったら、誰かが「ママー、ちょっときてー」の大騒ぎ。みんな、まだまだ甘えたい年なのかな。(11/23)

不安定なシステム

■仕事である。「こういうことをしたら、Mac OS 9が不安定になるという原稿を書いてください」。
原稿はまだよかった。問題は図版である。山盛り機能拡張をつっこんだら、Yosemite君、起動しなくなっちゃったよー。
さっきから犯人はどれか探して100回くらいリスタートを繰り返している。
OS 9のみなさん、ほんとに機能拡張だのコンパネだの入れすぎちゃダメですよ。知っているのにやらざるをえないって、因果な仕事だわ。(11/22)

隠れ家レストラン

■鎌ヶ谷でくるみパンの会。
スペック6Gさまご紹介の隠れ家イタリアンレストランでランチする。「お邪魔します」といわずにいられない、普通のお宅って感じで、居心地がよかった。
いろいろ書きたいことはあるんだけれど、一刻をあらそう原稿があるので、詳細は書いていられない。(11/21)

サムライメック

■100年ぶりにOS 9の仕事をしている。OS 9かー、久しぶりだなあ。
ここでまじめにさっさと仕事すればいいものを、「そういえば、今度OS 9をまともにさわる機会があったら、『サムライメック』をやりたい、と思っていたんだよなあ」と、どうでもいいことを思い出してしまう。
※「サムライメック」については、ここをご覧ください。フォームからメールアドレスを送信するとダウンロードもできるようになります。
だって、私はほんとうは2次元RPGが大好きなんだもん。10年前、さんざんやったよなあ。モノクロのしょぼーい画面だったけど、ものすごく楽しかったのを覚えている。
そのサムライメックがフリーになった、と聞いたのは今年の夏頃だった。思い出した今こそ、ダウンロードすべきだろう。ちょちょっとダウンロード&インストールしてしまった。
懐かしい起動画面に感涙し、さっそくちょちょっと遊んでみる。
いや、やっぱり楽しい、このゲーム。思わず夢中になってしまった。
ふと気がついた2時間たっていた。
あーあ、しめきり、きついんだったよなあ。いいから仕事しろよ。(11/20)

動物虐待

■はるかが歌っている。
「こぎつねコンコン、海の中♪」
え? 海の中? それはちょっとかわいそうなのでは。(11/19)

マリー・キュリー

■きょうは底冷えがしますでやんすね。寒がりの代表選手であります、私も寒さにうちふるえております。
あんまり寒いので、ベロアのハイネックTシャツにカーディガンを重ね着し、タイツの上におズボンをはいております。
それでも寒いんだよなあ。
しょうがないので、さらにフリースの毛布をかぶって、iBookの熱で暖をとって、仕事をしております。
「えらいひとのお話」のマリー・キュリーみたいだわ。
マリー・キュリーはソルボンヌ時代、貧乏でまきが買えなかったからそういうかっこうで勉強したらしいけれど、私は単にストーブを出すのが面倒くさいから。こんなんだから私が「えらいひとのお話」に載ることはないんだな。(11/19)

下町グルメ

■みらいを送って行ってから、区の男女共同参画条例説明会に出席。
具体的なことにはあまりふれられていないが、ないよりはあったほうがいいに決まっている。ただ、最近、男女共同参画に対する逆風が吹いていて、条例に対しても反対意見が送られてくるらしい。この件については書きたいことがいろいろあるのだけれど、また今度。
会議が終わったら、ちょうどお昼。久しぶりに、区役所の前にある虎でスタミナそばを食べた。東陽町店より、門前仲町店のほうがおいしいとは思うけど、からさに満足。
夜、2児をつれ、月島へ。まだ出張中の姉ともんじゃを食べる。おいしかったー。私はあんこ巻きが大好きなの。お姉さん、ごちそうさま。(11/18)

交流セミナー

■表参道で在宅ワーカー交流セミナー。
きょうはmooさまの講演がおもしろかった。講演で「私はこれこれこうやって人生を切り開きました」という話ができる人は多いけれど、それを理論的に語ってくれる人というのは少ない。
mooさまは、油絵科卒のくせに、社会科学的なものの見方ができるのだ。
社会科学って、わかる? 社会っていうのはね、必ず自分を含んでいるんだよ。だけれども自分だけでは社会は成り立たないわけで、自分と他人とのかかわりがすなわち社会なのだ。そういう意味において、自分はとりあえずかやの外において考える自然科学とは違うし、とりあえず自分さえいれば成立する人文科学とも異なるのだ。
1人で仕事をしていると、もだかった(というのは福井弁か、標準語なら「こんがらがった」かな)自分の位置がわからなかったり、進む方向がわからなくなったりする。そういうとき、「社会」というもののなかで、いわばマクロ的に考えてみると、もつれた糸の先が見えたりするものだ。
自分は社会のなかにいて、社会のなかに自分がいる、そういうこと。(11/17)

歩く東京ガイド

■スペック6Gさまとスワロのセールに行く。緊縮財政なので、ちょこっとしか買わなかったけれど、前回よりは品数が多くて、けっこう楽しめた。
浜松町まで姉を呼び出し、女3人でランチ。下調べにぬかりのないスペック6Gさまはちゃんといい店を調べておいてくださったのだ。えーと、なんてところだったっけ? 新亜飯店だったかな。小籠包がすごーくおいしかった。しかし「小籠包」と書くとりつこさんときょう子さんを思い出すなあ。
食後、六本木ヒルズに行ってみる。うちの姉は夏に行ったというが、私とスペック6Gさまははじめてだ。だけど、スペック6Gさまははじめてだというのに、知り尽くした場所であるかのように、さっさと前を歩いて誘導してくださる。夏に姉が移行としたがたどりつけなかったという虎屋カフェでデザートを食べることができたのは、ひとえにスペック6Gさまのおかげだ。虎屋のあともスペック6Gさまはもてるスペックをあますところなく発揮し、ヴィトンやテレ朝を案内してくださったのであった。
はいスペックなガイドさん、きょうはありがとうございました。
六本木ツアーのもようはいつもの絵日記に。(11/16)

まったり

■2児とケーキを作ったり、作りかけだったみらいの「かんぶり」を仕上げたり、iモーションコンテンツを作ってみたり、まったりと過ごす。
iモーションって、Mobile MPEG4だったのね。iMovieで作れるのよ。Macユーザーのみなさま、ぜひお試しください。
夜、姉が来る。何回も来ているのだから、地下鉄の出口ぐらい覚えておいてほしいものだ。(11/15)

保育参観

■みらいの保育参観。
前の園では、保育参観というと、お話会やおさんぽといった、ちょっとしたイベントを入れてくれたりしたんだけれども、この園は、まったくフツーの保育だ。
どんぐりでやじろべえを作ったり、みらいとオセロ勝負をしたり、園庭でかくれんぼをしたり、ドッジボールをしたり。
まあ、イベントを入れない方が普段の様子がわかっていいわ。
給食のあと、個人面談。
「みらいちゃんは入学にあたって、心配なこととかありますか?」
うーむ。寝起きが悪くて朝が苦手なことくらいかなあ。何しろ雑草のようにたくましいので、「生きる力」は心配いらないと思う。
「そうですねえ。みらいちゃんはあんまり心配いらないですよねえ」
それから、入学にあたって、というわけではなく、暴言癖には困っていますが。
「え、そうですか? みらいちゃんが特に口が悪いと思ったことはありませんけれど。」
そそそそうですか。私は毎日のように娘の暴言にむかついてますけれど。今の子どもはそんなに口が悪いんでしょうか? それともみらいが猫かぶりなんでしょうか?(11/14)

便利で楽しいiChat

■新聞部で知り合ったデザイナーのKさんがゲラをとりにきてくれる。
Kさんは仕事が速いので、すぐに「修正できました」とメールをくれた。さて、どうやって確認するかな。DTPのデータというのはとてつもなく重いから、「メールで送ってください」というわけにはいかないのはもちろん、だ。近くだからアナログに取りに行くという手もあるけれど、それは最終手段。
だってすてきなことにKさんはDTP業界では珍しく、OS Xユーザーなんだもん。iChatはどうかな? KさんはOS Xユーザーのくせに、iChatは使ったことがないという。それはもったいない。使い方を教えてさしあげて、いや、むずかしいことはなにもないから、アカウントを教えてさしあげたというのが正しい。Illustratorのファイル2個、画像を8個送ってもらった。途中で1回接続が切れたけれど、送り直してもらって無事受け取ることができた。
Kさんは「いやー、これ、便利ですねー」と感動していた。「楽しいしー」。
私もそう思う。こんなに便利で楽しいのに、なんであんまり普及していないのかね。そもそもMacユーザーはそんなに多くないし、しかもMacユーザーのうち、いまだにOS 9ユーザーも大勢いるというのはしょうがない。だけど、OS Xユーザーにも使ってもらえないのは残念だ。
責任の一端はこの便利さ・楽しさを伝えられないMacintoshジャーナリズムにもあるんだろうな。もちろん私もちゃんと魅力を伝えてこなかったのではないかという反省をこめて。(11/13)
てるてる坊主

どんぐりちゃんピオン

■日中は晴れて暖かかった。ほんとうによかった。なぜなら、みらいが遠足だったから。
みらいは行いが悪いせいか、口が悪いせいか、行事運がない。先月予定されていた遠足が雨のため、きょうに延期されたのだ。
昨日は保育園からの帰り道、雨空を見上げながら「あーあ、明日も雨かなあ」とため息をついているのを見たときは、さすがにかわいそうになった。家に帰ってから、トイレットペーパーでせっせとてるてる坊主を作り、リュックにしばりつけていた。
みらいの祈りが通じたのね、きっと。
そんなみらいのきょうの日記。
「きようおべんとうもってえんそくしたよ。ゆり(注:年中クラス)といったよ。どんぐりいっぱいみつかった。どんぐりちゃんピオンになれそうになりましたよ。」
「どんぐりちゃんピオン」? 「どんぐりチャンピオン」のことなんだろうけど、量が多かったんだろうか、いちばん大きいどんぐりを拾ったんだろうか。そして「なれそうだった」ということは、結局なれなかったということなんだろうか。あいかわらず意味不明だなあ。(11/12)

九段下あたりで

■うちの姉からメールがきた。
「九段下あたりで、いいフレンチかイタリアンのレストラン、知らない?」
知るか、そんなもん。
と無下につれなくするのも気の毒なので、みなさまにうかがいます。
同僚の女の子と2人でディナーを食べたいそうです。いい店をご存じの方、ご一報ください。(11/11)

失礼なカメラ

■信濃町のA社へ行く。
O嬢とUSBカメラを使ってみる。このカメラ、人の顔を自動認識し、顔の方に動き、自動的に焦点を合わせるという。
だけど、いくら私がカメラに向かってしゃべってみても、いっこうに私をとらえないのだ。映っているのは前髪だけ。
なのに、O嬢が後ろでちょろちょろ動きはじめたら、ちゃんとO嬢の方を向いて、動きはじめるではないか。
なんてこった。カメラのくせに、私に対して失礼ではないか。そんなに若いのがいいのか。それとも美人がいいのか。
最後にはちゃんと私の顔も認識されたけど、なんだか馬鹿にされたような気持ちである。(11/11)

続iBook G4

■なぜ突然漢字変換ができなくなったのか考えてみる。
あやしいことは2つ。
・ソフトウェアアップデートをかけた。いっぺんに4本。iTunesとかisyncはあんまりあやしくないけど、Security Update2本がちょっとあやしい。だけどいっぺんにかけてしまったので、どれが悪いとは言い切れない。
・「バッテリの残量が少なくなりました」という警告を無視し、そのまま電池がなくなるまで使い続けた。でもそのせいで日本語変換ができなくなるってこと、ありうるのかしら。そもそも今まで長年Macを使ってきてこんな症状ははじめてだから、なんともいえない。
結局、原因の特定もできないままだ。たぶんことえりを再インストールすれば直るとは思うけど、せっかくだから手元にあるATOK 15を入れた。ATOKは去年Jaguarにするまで使い続けたFEPだから、こっちのほうが手になじんでいいもんね。なんでJaguarにしたとき、ATOKをやめたかというと、遅かったからだが、マシンが速くなったし、メモリーも増えたので、ふつうに使えるようになったとみた。
私はOS Xユーザーになってから確実にMacのトラブルに弱くなっている。(11/10)

続iBook G4

■で、iBook G4はどうなのか。
そりゃあとってがないとか、ラッチがめんどくさいとか、ふまんがないわけではないけれど、もちろんいいところもたくさんある。
まず、ExcelとかWordとか、こんなにはやくきどうするのね。
つぎにおとがいい。
びっくりするくらいしずかだ。
えきしょうがあかるい。
そして、あったかい。これをよいところといっていいかどうかはわからないけれど、きょうみたいにキーボードをうつてがかじかむようなひにはありがたいです。
というわけで、なかなかかいてき。でもあいちゃくといういみでは、ほたてのほうがあるかな。
とおもっていたのだが、なぜかとつぜんかんじへんかんができなくなってしまった。みなさま、よみにくくてごめんなさい。げんこうもかけないんだけれど、どうしたもんかなあ。(11/10)

さぶー

■あのー、寒いんですけど。
私も乾燥機をつけると蒸し暑いようなところに行きたいわ。(11/10)

Keylimeその後

■3年つきあったKeylimeを掃除する。昨日の夜中にデータはYosemiteに吸い上げ、フォーマットした。
まずはキーボードの交換。私はUSキーボード信者だからタンジェリンのとき買ったUSキーボードを使っていた。これをもともとのJISキーボードに。キーボードの下にゴミがたくさんたまっていたので、掃除機をかけて吸い込む。あとは雑巾で丁寧に拭いた。さすがに3年使ったのでピカピカというわけにはいかないが、ずいぶんきれいになった。
掃除終了後、約束通り、みらいにやる。借り物のタブレットを使ってすごく楽しそうに絵を描いている。なんだか一昔前のコンピューターキッズという感じだ。やっぱりホタテにはこどもが似合うね。
あ、タブレットはちゃんと返します。ご心配なく>大竹さん(11/9)

脱力奥様

■きょうから心機一転、iBook G4で更新である。
それはそれとして。
あみさまはきょう香港に立つ。そんなことはないと思うけれど、ひょっとしたら5年会えないかもしれない。これまでお世話になったもろもろのことを思うと、やっぱり最後にひとめお顔を見ておきたいものだ。
あみさまはすでに廃屋社宅(でもないんだけれど)をひきはらい、一族郎党で品川プリンスにお泊まりらしい。昼すぎのNEXまでちょっとだったら時間があるとおっしゃるので、みらいといっしょに品川まで行く。
あみさまはこれから5年日本に帰れないかもしれない、5年生活の基盤を海外に移すというのに、まったく平常だ。「平常」というのは、「ふつうの人」という意味ではなく、「例によって壊れている」という意味だ。「うちのばばちゃんがつーママさんのブレスレットをすごーく気に入って」とか、「この間、卓也ママさんがきてくれてすごーくうれしかった」とか、なにも渡航直前にしなくてもいい話ばかりしている。
肩の力がぬけているというべきか、脱力奥様というべきか。この自然体があみさまのすばらしいところだ。
途中、あみさまのお母様が顔を出す。上品なおばさまという感じの方だ。あみさまにはあまり似ていると思わなかったが、上品な雰囲気は遺伝したのね、きっと。しかし、品川プリンス、広くて喫茶店もたくさんあるのに、なぜここだとわかったんだろう。ひょっとしてエスパーなのかしらん。
あみさまのお母様から、あみさまのお姑さまが作ってくれたおこわだの煮豆だの、広島土産のちくわにかまぼこをいただく。ごちそうさまです。
みらいとさくらこちゃんは、いっしょにソフトクリームを食べて、みらいが持参した「世界の伝記」を頭を並べて読んでいた。私もあみさまも5年でそうそう変わるとは思えないけれど、この2人は5年後、ぜんぜん違っているだろうなあ。
お忙しいところ、お邪魔しました。とにかく元気で。>あみさま(11/8)

続・iBook G4

■iBook G4をバリバリ使うためには、このホタテiBookのデータを移さなければならない。
ついでに長年使ったメーラーARENAが開発終了してしまったので、メーラーは純正Mailに移行しよう。
まずはARENAのメールデータとアドレスデータを変換しなくては。「ARENA 2 vcf」と「ARENA 2 Mail」を使えば、むずかしくはない。むずかしくはないけど、時間がかかるのよー。何千件もためこんだメールボックスなんて1時間や2時間では変換できない。このままじゃあG4使い始めるまでに数日たっちゃいそうだ。もう全部変換するのはあきらめて、最近のデータだけにしようかなあ。(11/7)

iBook G4

■きたよー。開封の様子は絵日記にて。(11/7)

会社に行きたくない

■朝、つれが「あー、会社行くの、いやだなあ」と言った。めずらしいことだ。
そりゃあ会社務めだって、たいへんだよね。行きたくなくなることもあるよね。大学卒業から17年(かな?)、休みの日以外は毎日会社に行っているのだから。
「思えば、ヒロとMacTech作ってたころがいちばん楽しかったよ」。
あのころはあのころで、毎日深夜帰宅や泊まり込みで、たいへんだったと思うけど。さらに1人で赤ちゃんをかかえた私は、それはそれはたいへんでしたけど。(11/6)

出荷

■アップルストアからiBookを出荷したとのメールが届いた。いつくるかなあ、わくわく。
手に入れたらまずやりたいのは、SuperDriveへの交換だ。iBookでただひとつ不満だったのはSuperDriveのBTOオプションがなかったことなのだ。「DVD焼くほど大きなデータはもっていないでしょう」というご意見もあろうかとは思いますが、まあいろいろとあってね。(11/6)
巨大スワロ

何やってんだか

■FAXのトナーがない。保育園の帰りに自転車でアキバに買いに行こう。
だけど、アキバは開店時刻が遅い。これは途中でバシに寄れということね。実は、先日、きゅ〜さん、つーママさんとバシでごいっしょしたとき見かけた巨大スワロが忘れられないのだ。
貴和の本店でくだんの巨大スワロや金具を無事購入。
さあ帰ろう。
あれ? 私、アキバにトナーを買いに行くんじゃなかったっけ? 気がついたのは、清洲橋の手前だった。今さら引き返すのもなあ。ということで、おめおめと帰って来てしまった。あーあ、何やってんだか。(11/5)

世界の伝記

■実家にあった「学習漫画 世界の伝記」シリーズ(集英社)が気に入ったはるか。何冊かを東京にもってきた。
はるかが持って来たのだが、総ルビだからみらいでも読める。だけど、2人とも読んでいてうるさい、うるさい。
「ねえ、おかあさん、革命ってなに?」ときくはるかは「マリー・アントアネット」を読んでいる。
「ママー、ユダヤってなに?」ときくみらいは「アンネ・フランク」を読んでいる。
「革命っていうのは、王様が悪い政治をして国民を苦しめたときに、国民が怒って王様をやめさせること」。
「ユダヤっていう国が昔あったの。ユダヤに住んでいた人の子どもとか孫とかがユダヤ人」。
とりあえずこの説明でうちの子どもたちは納得した。だけどこれではなぜユダヤ人が差別され、ホロコーストにあったかはわからないよなあ。
歴史が得意でよかったとは思うものの、これからしばらくこういう質問攻めかと思うと、ちょっとげんなりだ。(11/4)

帰京

■せっかく福井にいるので、姪のマーチングバンドの大会を見る。かわいいなあ、はるかとみらいもやってくれないかなあ。
みらいの希望により、昼ご飯はお好み焼き&もんじゃ。そういえば、ずっともんじゃを食べに月島に行ってない。そんなに好きなら今度連れて行ってやろうっと。
3時15分のしらさぎに乗ろうと思っていたのに、駅で水ようかんを買っていたら、行ってしまった。ははは。しょうがないので、次の列車に乗った。
北陸線は空いていたが、米原で乗り換えた新幹線は大混雑。親切なおばさんがみらいを座らせてくれたが、はるかは無理。なんとか名古屋で座れたからよかったものの、このまま東京まで立っていたら、倒れるかはるかがつぶれるかと思ったよ。8時半ごろ帰宅。あー、疲れた。
そうそう、帰省の間、更新が少ないとお思いの方もいらっしゃるかもしれません。絵日記はまめにつけていたのよ。(11/3)

葬儀

■葬儀に参列。昼食後、帰宅。
なにもしていないけど、疲れた。
明日東京に帰ります。(11/2)

通夜

■2児は東京において帰省しようと思っていたが、母が話で「顔を見たい」と言う。しょうがない、連れて行くか。
11時36分のひかりに乗って、福井に着いたのが3時ちょうど。
姉に迎えに来てもらって、通夜会場に行く。
母の弟にあたる叔父は61歳だった。実家の冷蔵庫屋で働いていたから、月曜〜土曜まで毎日顔を合わせていた。それだけに思い出も多い。
亡くなったという実感はなかったのだが、会場に入って、もともと小柄だった叔母が半分くらいにやつれているのと、月末出産を控えて大きなおなかの従姉妹(叔父の一人娘)を見たら、やっぱり泣けて来た。せめて初孫を見せてあげたかった。
食後、姉のマンションにみらいをおいて、私とはるかは帰宅。(11/1)
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